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スタッフのコラム

スタッフのコラム vol.12

オオトモサキ(23歳)2011年8月24日 更新

入社2年目のオオトモサキ(23)です。
海外取材も行った事ないし、芸能人とロケに行ったこともない私!
じゃあ一体何をやっているのか!?
街角で一般の方々にマイクを向ける街頭インタビューをやっているのです。
毎週100人以上の人に声をかけ、出演OKの人から話をきくことがメインの仕事。
昨年9月になんとかディレクターになれましたが、本当にまだぺーぺー中のぺーぺー!
他の番組のお手伝いをするときは、まだADです。
そんなゆとり世代のコラムにどうぞ、お付き合いください。

きっと沢山のテレビマンが心に残っているであろう、自身のディレクターデビュー作。
私のデビュー作はというと…「渋谷ギャルに聞いた!心変わりした瞬間!」という10分弱のVTRでした。
クラブでナンパされたイケメンに乗り換えて騙された娘や、1日単位で心変わりしちゃってる娘など「オイオイ大丈夫かよ!」と突っ込みたくなるようなハチャメチャなギャルたち。
でも私は彼女たちに、北極でも砂漠でも生きて行けそうなたくましさを感じていて、この明るさをなんとか伝えたい!と思っていました。だから、テロップもナレーションもプロデューサー、構成作家(共に女性♥眠いけど楽しい編集)と一緒に「ここスワロフスキーみたいにキラーンって光る感じで!」とかギャルギャルしく作成。そして、いざオンエア★

スタジオでVTRを見た、MCのテリー伊藤さんが開口一番に
「いや~ニッポンの未来は安泰ですね!!」とのコメント!そう!それを言いたかったんです!と。自分のたくらみで誰かが感情を動かしてくれるってこんなに面白いんだ!と実感し、人生で一番うれしかったかも。

たまに、新番組の企画会議をするんですが、
以前、私は企画をプレゼンするときに、「東京カワイイTVっぽいVTRで~」とか「グ~タン風のスタジオで~」などと平気で言ってました。
そしたら先輩ディレクターからの「そのプレゼン、なんかムカつく」という一言。
しかも、当時はそんなに気にせず流した私…
その後、その先輩が書きためてきた番組の企画書を見せてもらいました。
なんというか泥臭~い企画書。でも、遥かに私の企画書よりもアツい!思いがビシビシ伝わってきました。ネット世代の所以なのか、私はどうしても既存のモノをカスタムして終わってしまいます。番組のエライ方から、「マンネリ化してるから、もっと遊んじゃっていいよ」と言われている最近、新しいモノを考える事って、本当に難しいなと痛感しています。でもそれにワクワクできなかったら、やってる意味もないのかな。自分にしか出来ないことがあるなんて思いませんが、自分が面白いと目をつけたものを誰かに先に紹介されるのは絶対イヤですもの。
ちなみに、ここだけの話、最近、専らケンタウルスと人魚にロマンを感じます。

★あまり本文には関係ありませんが、大学生の時、現代アートに傾倒して、悶々とした気持ちで展覧会をやってみた。「ゆとり教育の犠牲者」という青~いコンセプトだった。かなり拙いけど、オリジナルのものを考えようとしていたなと、その気持ちを継続せねば…

あえて言いますが、テレビを作るって大変だぁ~。
話を成立させる、かつ面白いVTRを作ることがこれほどまでに難しいことなのか。
私は10分弱のコーナーのVTRを作るだけでも、
「何が面白いの?コレ」「何でコレ撮っとかないの!?」と言われ、逃げ出したくなっているのに…
カメラマンや編集マン、構成作家さんに自分の思いを上手く伝えられず、毎回反省しているのに…
1時間の番組を作ったりするディレクターの心労、ギリギリのディレクターをまとめあげるプロデューサーの責任感はいかばかりか…想像するだけでも、吐きそうになってしまいます、本当に。

でも、会社には今日も徹夜しながら、家族を待たせながら、仕事をしている先輩たちが沢山います。
そこまでして、どうしてこの仕事をしているのか?

ただテレビが好きだからなんでしょうか?
使命感のようなものがあるのでしょうか?

正直私はまだハッキリ分からないんです。今はまだ「もっと面白いもの作れるはずなのに!次こそ!!」という自分に対する悔しさが一番大きい。
この問題に関しては、きっと次回のコラムで、ベテランテレビマンが含蓄ある答えを書いてくれるでしょう!生意気にも、ネタフリをして終わります。オオトモでした。

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