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スタッフのコラム インタビュー編

スタッフのコラム vol.29

予想外の出来事、それが醍醐味(中森 賢士)
2018年04月23日 更新
中森 賢士

「全日本なわとびかっとび王選手権」とはどんな番組ですか?

小学生が長なわとびの記録を競う、みんなで協力し合ってやる団体競技のドキュメント番組です。

番組を通して伝えたかったこととはどんなことですか?

やりたい子とか有志で何人かグループを組んでやるのではなく、1学年全員とかクラス全員とかみんなでやっていくスポーツなんですね。
だからやっていく中で運動が苦手な子を厳しく言っちゃう子がいたりして、クラスの中で ひともんちゃく起こったりする。でも、それを乗り越えて1つの目標に向かっていく、いろいろなドラマがそれぞれのチームで起こるんですよね。
そういうことを通して、こういうことに小さい時期から取り組んでぶつかっていったり、話し合ったりしていくことがいい経験になるんだよ、ってことが番組で伝わればいいかなって思っていましたね。

なわとびをみんなで飛ぶということは、結束力を固めたり、絆を作るのにあっていますか?

僕が小学校の時だったら「いやだな、やりたくないな、面倒くさいな」と思ったかもしれない。
実際に何人か最初は「いやだった」って言う子もいた。
でもやっていくうちに、あまり仲の良くなかった友達と仲良くなったり、今まで引っ込み思案だった子が発言するようになったり、あまりクラスで目立たなかった子が中心になっていくとか、長なわとびに取り組むことが確実にクラスに何かをもたらしている。
だから取り組んだ子どもたちは、今後、この経験がいい刺激となって育っていくんだろうな、というのは実感としてありました。

中森 賢士_02

私が印象に残ったのは、子どもたちの涙だったり本気で喜んだ表情でした。実際、間近で見てどうでしたか?

僕が取材している学校が負けちゃうんですね。
そしてみんな悔し涙を流しているんですけど、勝ち進んでまだ試合をしている他のチームがミスをせずに飛びきったりしたら、負けて泣いていた子どもたちが拍手を送るんです。
それはグッとくるというか、普通なかなかそこまでできないじゃないですか。そういうふうにしろと先生が教えたわけじゃないんです。
子どもたちが学校で練習をしている時は自分たちだけの世界なんだけど、全国大会に出て行くと、自分たちと同じように一生懸命練習をしてきた、クラス内でいろいろ衝突したり、しんどかったり、悔しかったり、うれしかったり、同じような経験をしてきた、同じ気持ちを持っている子どもたちが何校もいるわけですよ。
そういう同志と実際に会って、間近に一生懸命跳んでいる姿を見たら、自然とそういう気持ちになるのかなと。スポーツマンシップって一言でくくれないんだけど、なかなかで出来ることじゃない、こんなことが起こるなんて思ってもいなかったので、圧倒されました。

新入社員を募集していくんですが、どんな人と一緒に仕事をしたいですか?

「こういうことがやりたい」というものを1つでも持った人。
小さなことでも漠然としていてもいいんですけど、うまく表現できないけれど何かこういうことを突き詰めたいんだ、という人に来てほしい。
「ドキュメンタリーがしたい」とか「バラエティーがしたいんだ」でもいいんですけど、僕の考えでは、それって手段っていうかツールみたいな気がしていて、何かを取材したい、誰かを取り上げたいからそのための手段として「ドキュメンタリーの方が、バラエティーの方がより多くの人に見てもらえるかな?」「もしかしたらドラマの方がより伝わりやすいのかな?」とか、そういう形式はともかく何をやりたいのかを持っている人が来てくれたらいいなと思います。

チーフディレクター
中森 賢士 Takashi Nakamori (2005年入社)

<主な担当番組>
NHK BSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」
NHK 総合「全日本なわとびかっとび王選手権2017」/ 日本テレビ「スッキリ!!」「ZIP!」

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